転職前「去り際の過ごし方」 やる気ゼロの私が学んだ体験記

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在職中に転職先が決まったとき、会社を辞めるまでどう過ごしたらいいでしょうか。気持ちとしては、仕事を放り出したいところでしょう。しかし、お勧めしません。余計にこじれて、すっきりと辞められません。わだかまりを残すだけ。

やる気は下がっているので、きついところですが、それでも残りの仕事はきちんと処理し、引継ぎをしてから去りましょう。問題のある会社でも、あなたのことを理解しようとする人はいるかもしれません。

転職が決まった途端にやる気が消えた

モチベーションがどうしても保てない。

転職で今の職場をまもなく去ることが決まっているときのこと。

どうせ、頑張っても意味がないし、あとのことは知らない。不満があるからやめるので、それは当たり前のこと。

私の場合も20代前半で次の転職先が決まったとき、正直「もう頑張っても意味がない」と思ってしまいました。

次の準備で頭がいっぱいで、今の職場に気持ちが入らない。

仕事への集中力が切れ、ミスも増えてきた

無理に仕事を広げることはしませんでしたが、それでも、会社ではうっかりミスが増え、忘れ物までしてしまう始末。

さすがに「これはよくない」と気づきました。

よい印象を残したまま、去った方が無難です。

辞める理由の表向きが「実家の事情」などした場合、私は新聞記者として最後の仕事を全うするはずだと周りから勝手に思われます。

一日も早く去りたい。ここにいたくないとの気持ちですが、表情には出せない。社会で生き抜く訓練の場だと思って割り切るしかなかった。

次も記者の仕事が決まっていたので、それににつながる仕事を優先しました。他社の記者とのお別れ会には積極的に出ました。

そのころの記者との付き合いは、今も続いています。

辞めるまでの期間も意味あるものとして過ごせば、経験自体が他の人にはない自分の財産になります。前向きにとらえてほしいと思います。

社会は狭い、去り際の印象は残る

30年以上前になりますが、Y新聞社を辞めて今の会社に移ってから、前社の記者らと現場や記者クラブでよく会いました。

大阪では、前社の府政キャップの元先輩に同社の記者室に呼ばれて、なんでやめたのかとしつこく聞かれました。当然、本当のことは言いません。

東京でも地方でも同期や後輩らに会いました。厚生労働省の記者クラブや地方支局にもたくさんいました。あまりひどいことをしてなければ、前社の人たちとの関係は悪くなりません。

社会は思った以上に狭い。元同僚や上司に別の立場で再会することもあります。不満をぶつけて去るのではなく、なるべく静かに、自分のためにきちんと礼儀正しく去ることが大切だと実感しました。

過去の転職体験からわかったこと

私の場合、好きなことにだけ集中しがちな性格を自覚しています。「苦手なことでもそこそこ集中する訓練」として、残りの時間を過ごすしかありません。

当時の会社には不満はありますが、自分で職場を変えられることではないので仕方ない。気持ちを切り替えるしかありません。

お別れの挨拶も面倒に思うかもしれませんが、将来の自分のために、最後までやり切ることが大切です。

まとめ

転職が決まった後は、「今さら頑張っても意味がない」と感じやすいものです。去り際の印象は、次の職場やキャリアにも意外な形でつながってきます。

不満をぶつけるよりも、自分のためにきちんと挨拶をして去れば、再会した元同僚とも気持ちよく付き合えますし、業界内での評判も守れます。

転職準備と並行して「集中力の訓練」だと割り切ることで、好きでない仕事にも取り組む力が少しずつ身についていきます。これは新しい環境に移ってからもきっと役に立ちます。

去り際を大事にすることは、次のキャリアをスムーズにする最初の一歩です。

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シュレディンガー
シュレディンガー
報道記者
主要マスコミに勤務。記者、デスクとして東京、大阪、地方での取材経験あり。最近はサイエンスコミュニケーター目指して宇宙物理や量子力学を学んでいる。
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