マスコミ記者の私が実践した断酒体験|ノンアルコールで健康と仕事効率を取り戻す方法

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就職して増えたのは酒の席

マスコミに入社して増えたのは、取材先や同僚との飲み会でした。20代の頃は、ほぼ毎晩のように酒を飲み、赤ワインは体に良いと勝手に思い込んでいました。自宅でもワインや焼酎を楽しむ生活を続けていましたが、健康には影響が出始めました。

健康診断で要注意

気が付けば、肝機能、血圧、血糖値の数値が悪化。医師からは再検査を促され、「このままではまずい」と実感しました。しかし、酒をやめるのは簡単ではありません。

  • グラスをおちょこに変えて量を減らす
  • 我慢してもつい元の量に戻ってしまう

試行錯誤の末、動画で断酒に成功したユーチューバーの助言に従い、体験者の声を参考にしながら挑戦しました。


ノンアルコールで雰囲気をキープ

私が実践したのは、飲み方を変えずにアルコールだけを断つ方法です。

  • 音楽を聴きながら
  • チーズなどのつまみを楽しむ
  • 酒をノンアルコールビールやワインに差し替える

最初の1か月は寝つきが悪く、アルコール欲求が強かったものの、徐々に落ち着いていきました。

健康改善と仕事効率の向上

断酒の効果はすぐに表れました。

  • 睡眠の質が向上
  • 血圧は30以上下がり正常値に
  • 休日に読書や勉強の時間を確保
  • 会社での飲み会も減り、仕事効率が向上

現在4年経過していますが、酒なしでも生活に困ることはありません。

おすすめのノンアルコール飲料

断酒生活を快適にするため、以下の飲料がおすすめです。

  • ドイツビール「ヴェリタスブロイ」
  • フランスワイン「オピア」

どちらも醸造後にアルコールを抜いており、風味や味わいが本物に近いです。
逆にノンアルコール日本酒や焼酎は味が劣るので注意してください。

素晴らしい思い出に変わる

仕事とアルコールの関係は深いと思います。人を楽しい気持ちにさせ、周りにも伝わります。相手の本音を引き出すときは、お酒が入ることで警戒心が緩くなり、ついついしゃべってしまいます。互いの信頼や親密さにつながることもあります。お酒そのものにも物語があり、作り手の思いが伝わってきます。

ワインでは、世界地図を見ながら旅ができます。飲み比べながら産地を想像するのは、とても心地いいです。

知らない街のバーの扉を開ける瞬間も楽しみでした。ウイスキーのうんちくを語り、世界のお酒を飲み比べさせてくれるマスターの店。知らない人たちが集まり、勝手に話が盛り上がるカウンターだけの店、ピアノの伴奏で歌わせてくれる店、m-fioのLISAのようなわがままなボーカルがいるジャズバーなど。

狭い部屋にトランペットやピアノ、打楽器を奏でる人たちがいたこともあります。私が店に入ると「あなたは何の楽器ができるのか」と問われ、戸惑ったこともありました。断酒することで、すべてが思い出に変わりました。

お酒のない生活のおかげで、酔いつぶれて寝てしまうことはなくなり、頭もすっきりして働きも快調です。勉強や新しいことに集中できるようになりました。こちらの生活も悪くはありません。

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かんたんには

ABOUT ME
シュレディンガー
シュレディンガー
報道記者
マスコミに勤務。記者として東京、大阪での取材経験あり。最近はサイエンスコミュニケーター目指して宇宙物理や量子力学を学んでいる。
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