新聞記者の服装はカオス!? 取材現場で見た驚きのファッション事情

「新聞記者ってスーツばかりでしょ?」
いえいえ、とんでもない! 取材先には、まるで芸術家かバックパッカーか…と思うような記者がゴロゴロしています。
実は、新聞記者の服装は“仕事道具の一部”。でも油断すると、ただの変わり者に見えてしまうことも…。今回は、私が見てきた新聞記者たちの リアルでちょっと笑えるファッション事情 を紹介します。
これだけはダメ!取材現場NGファッション
まずは絶対アウトな格好から。
- アロハシャツに短パン、サングラス → 相手は即「この人ダメだ」と判断
- 全身ブランド+キラキラ宝飾品 → 「怪しいセールスマン?」と思われがち
記者に必要なのは“信頼される見た目”。奇抜ファッションは、取材以前に門前払いされます。
私の黒歴史|後輩に服装ダメ出し事件
若いころ、私はファッションに無頓着すぎて、後輩に「先輩、頭の先から靴の先まで全部ダメです」と宣告されました。後輩はファッション系の出版社に入社を考えたくらい服装に詳しかった。
ファッションショップに連れて行かれ、ジャケットや靴を一式買い直し。シャツは青かグレーを指定されました。私の顔が地黒のためこの色しか似あわないそうです 。髪も短く刈られ…。
以来、ずっと同じスタイルで過ごしています。ある意味「後輩プロデュースの記者」です。
女性記者はかっこよさ重視? それとも個性派?
厚労省の会見では、スーツ姿で鋭い質問を繰り出す女性記者たちが印象的でした。
彼女たちはスーツ姿やファッショナブルなワンピース姿など。できる記者という雰囲気を醸し出していました。会見も一人が先陣切って審問すると、別の女性記者がすぐ後追い。別の女性記者も続きます。かわるがわる質問を繰り返します。彼女たちにとって、質問もかっこいいと見せるファッションの一部のようでした。
多くの女性記者は、ほとんどがパンツ姿です。動きやすいからでしょうか。
モンペにリュック、体操服の上着という「小学生の遠足スタイル」のベテラン記者もいました。初対面で彼女を記者だと当てられる人は、まずいません。
部署ごとにこんなに違う!新聞記者の服装マップ
新聞社は部署によってファッション傾向がバラバラ。
- 政治・経済担当:きっちりスーツ。信頼第一。
- 事件・事故担当:地味めの服で謙虚さを演出。
- スポーツ担当:ポロシャツやラフな格好。
- 文化部:タートルネック+髭+個性派眼鏡。芸術家に寄せがち。
- 内勤:Tシャツ、茶髪、金髪。ほぼ自由人。

こうして見ると、まるで「新聞社ファッションショー」。ジャンルごとのステージが並んでいるようです。
結論|新聞記者にとって服装は「記事より大事」かも?
服装ひとつで「信頼できる人」か「怪しい人」かが決まってしまう。
つまり、新聞記者にとって服装は 取材を成功させる秘密兵器 でもあるんです。
取材現場で記者を見かけたら、ぜひ服装にも注目してみてください。記事より面白い「裏のストーリー」が見えてくるかもしれません。
