転職活動は在職中が正解|迷ったら複数の選択肢を持つべき理由
転職を考えたとき、「いつ活動を始めるべきか」は重要なポイントです。結論から言うと、今の会社を辞めてからではなく、在職中に始めるべきです。
余裕をもって、転職先を見ることができるから。思っていたのと違うと気付けば、戻れるところがあるからです。
私自身も記者として働きながら転職活動を行い、冷静な判断で次のステップへ進めました。その理由と具体的な進め方を体験談を交えて解説します。
なぜ在職中に転職活動をすべきか
退職後に活動を始めると、生活費や焦りから判断を誤りやすくなります。
在職中なら収入の不安がなく、じっくり選べます。気に入る転職先が見つからなければ、今の職場に残る選択も可能です。
実体験|勤務しながらの転職活動
私の場合、20代前半で地方支局で働きながら別のマスコミへ応募しました。
人事部に直接電話して中途採用の有無を確認し、2社から返答をもらい、1社の面接へ。
面接日は会社には病欠扱いにして出席し、途中まで受かっていた新卒時の受験記録もありスムーズに採用が決まりました。

採用が決まるまで普段通り勤務
採用決定までの間も通常勤務を続けました。
前の新聞社はパワハラや長時間労働は相変わらずでしたが、それが逆に「転職は正しい選択だ」という確信につながりました。
退職を伝えたとき、先輩から引き留められましたが、上司からそうするよう指示されたのでしょう。
新聞社では、記者が辞めるのは支局に問題があったと本社から疑われます。私自身は在職中に問題行動を起こしたわけではないし、研修時でもそう見られていなかったのでなおさら。
支局長やデスクは、支局の問題にされたくないために私を必死に引き留めようとしていたように思います。
それでも私は表向きは、実家の事情に理由を絞って交渉を進めました。
支局長からは「日本一の新聞社をなんでやめるのか」と言われましたが、命の方が大切。逃げる方が得策だと思っていました。
他社への転職は業界の狭さもあり、噂はすぐに広がりました。
業界が同じなら理解も得やすい
転職活動では、突発的な事件や取材で面接日程を変更せざるを得ないこともあります。
その点は同じ業界なので、事情は転職先も理解し、柔軟に対応してくれます。
ただし、在職している会社にばれないように注意。やりづらくなる。同僚や他社の記者にも伝えないようにしてください。
会社の上司や同僚は、自分たちの会社が一番と思っているので、部下が転職を考えているなんて考えていない。そもそも他者に興味がない。
だからと言って油断してはいけません。それでもばれたら仕方がない。押し切るしかありません。
私の場合は、やめると言ったら支局長やデスクから驚かれました。
他社の人たちは、私の辞職は当然と見ていたようです。
新しい職場には転職経験者が多い
今の会社に入社後わかったのは、社員の転職経験者が少なくないこと。出身は全国紙、業界紙、地方紙だけでなく、銀行や石油業界までさまざま。
マスコミ業界では転職は珍しくなく、昇進面でもハンデは感じませんでした。
選択肢を複数持つことの強み
在職中の転職活動は、選択肢を複数持つことができます。
〇〇社がダメでも他の会社や仕事の道があります。ダメなら戻ればいい。活動を通して他社から見た自分の評価も知ることができます。
私の経験では、転職して後悔したという人はほとんど聞きません。
転職活動は支局長や同僚にばれないようにすることがポイント。油断してしゃべってしまっては、転職計画がつぶれかねない。
パワハラの支局長やデスク、先輩らは支局や職場に問題があると思っていないので、新人が辞めるとは考えていません。突然、聞かされて驚くみたいです。
まとめ
転職は大きな決断ですが、焦らず在職中に準備することでリスクを最小限に抑えられます。
在職中は、転職活動が分からないように慎重に進めることが重要です。
収入の安定、冷静な判断、複数の選択肢──この3つが、後悔のない転職につながります。



