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リーマン物語⑩

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貝になる

報道機関で大切なことはニュース最優先の思想。今の職場にそれが失われたことは残念でならない。社会部の主力メンバーを外に出して部をつくり変えることにどれだけの意味があるのか。新たにニュースデスクについた他部のデスクたちは、もともと社会部デスクになりたかったのだろうか。若い記者も同じ。昨夏、地方から社会部に配属された若い男性記者は精神を病んでしまった。

本人は全く社会部を希望していなかった。嫌だったという。彼は最近、休職から戻ったが制限勤務は続けている。あからさまな人事をすることで社内に分断が生まれ、少しずつ社員のモチベーションは下がっているように映る。彼らは社から離れていくだろう。それでもオーナーや幹部たちは考えを変えないと思う。一度走り出したらやめられない。間違いを認めれば、責められて地位を失うことになる。組織の衰退よりも自分の権力維持が重要と考えているようだ。正しいと信じることで納得しようとしているのだろう。異を唱える者がいれば容赦なく追い出す。社内では皆、貝になる。長年、勤める会社の態勢が変わり、自分がやってきたことが否定され、居場所がなくなったらどうするか。それをテーマに話を展開してきた。

組織は変えられないかもしれないが、自分は変えられる。そのための武器の一つとして生成AIを取り入れることにした。ジェミニを使うと、問題の対処やいろんな方法を示してくれる。ブログの開始もジェミニに勧められた。新しい世界では新しい出会いがあるだろう。いろいろ試してみたい。これからの取り組みについてもここで報告し、皆さんと働き方や大切なことを考えていきたい。

ABOUT ME
シュレディンガー
シュレディンガー
報道記者
マスコミに勤務。記者として東京、大阪での取材経験あり。最近はサイエンスコミュニケーター目指して宇宙物理や量子力学を学んでいる。
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