新聞社のヤバすぎる変人伝説|職場あるある爆笑エピソード

どこの世界にも「変人」はいます。ですが、新聞社にいる変人は一味違います。
彼らに出会ったらどうするか?正直、私は逃げたかったです。ですが逃げられないのが新聞社のリアル。今回は、実際に遭遇した“カオスな変人エピソード”をお伝えします。
揚げ足取りが仕事の同僚
社会部東京ニュースデスク時代、雑談で「この仕事ちょっと面倒ですよね」と言ったら、同僚のデスクがすくっと立ち上がり、部長の前で大声でこう報告しました。
「部長!○○君が“仕事が面倒”と言っています!」
……小学生か。油断も隙もありません。
学歴マウント大好き記者
音楽系の専門学校出身の女性記者がいたのですが、ある男性記者がしつこく追及しました。
「どうやってこの会社に入ったの? ちゃんと試験受けたの?」
人の学歴をネチネチ攻め立てるのが趣味。こういう人、なぜかどこにでもいますよね。
「恐怖で人は動く」独自理論の上司
ある女性支局長は「人は恐怖を与えないと動かないのよ」が口癖。部下からすれば恐怖しか与えられません。
さらに、支局には「推し俳優の握手のために写真集を何十冊も買う女性記者」までいました。全国公演に合わせて仕事を休むので、同僚は仕事を肩代わり。
別の女性記者は呼んだタクシーが「喫煙車じゃないとイヤ」と追い返していました。キレる性格で、女王様気取りでした。社会部長が彼女から攻撃されたとき、「心が折れた」とこぼしていました。
上は体操服、下はモンペ姿の都庁担当の女性記者もいました。いつもコッペパンを手にしていました。人のおごりでなければ食事会は出ませんでした。
酒とトラブルは切っても切れない関係
新聞社の飲み会は、もはや別世界。服を脱ぐ人、アイドルソングで踊りまくる人…。
酔うとしつこくなるベテラン女性記者もいました。社会部の飲み会で、彼女は部長に絡み「だからおまえは嫌われるんだ」と言って、部長の頭を何度も手でたたきました。翌日、彼女から「きのう私、ひどいことしたかしら」と聞かれた私は、巻き込まれたくないので「何もなかったですよ」と答えていました。
その程度ならまだ笑えます。
中には、飲酒運転や当て逃げ、暴行などで逮捕される人まで。残された同僚が「嘆願書」を書かされるという理不尽さ。酔っ払いの尻拭いまで仕事の一部になるんです。
ほかにも書けないことはいっぱいあります。
変人とどう付き合えばいい?
変人たちは確かに厄介ですが、彼らの行動パターンを把握すれば意外と扱えます。ただし、うまく立ち回りすぎると「猛獣使い」の称号を与えられ、次から次へと変人案件を押し付けられるので要注意。
まとめ|新聞社は人間動物園
新聞社は「情報を扱う場所」というより「人間動物園」に近いのかもしれません。
クセの強い人たちに振り回される日々は大変でしたが、今となっては最高のネタ。
そうでも思わなければ、やってられません。
